のぼりの選び方

長良川沿いの職人などにより力士のぼりは作られており、下書きからアウトライン書き、彩色、水洗い、乾燥まで全工程手作りで行われており、上にある文字を大きいサイズで、下の文字を小さいサイズですることで仰ぎ見た時の見やすさを気遣い、レインボーカラーを使用するのが基本で、負けを思わせる黒は使わないそうです。
あまり行ったことがないけれどたまには買い物してみたかったスーパーに、「本日○%オフ」のぼりが立っていたら、その日はこの店で買おうかと思うきっかけに使え、アピールする「加工品の日」など目指す商品ののぼりが出ていたらその店に向かいたくなり、正午ごろに「日替わりお弁当」などののぼりを目にすれば、昼食が即決します。

ミニのぼりは高さがA4長辺くらいのものもしくは10cm×360cm、それに120cm×360cmと小さいのぼりで、レジや受付、店頭などやや狭いところや、磁石を合体させて壁など水平でない場所にも付けることができ、コンパクトなサイズを生かした役割ができます。
一般的なのぼりの高さは180センチ程度ですが、3メートル超の高さののぼりも売られています。こののぼりはジャンボのぼりとも呼ばれており普通ののぼりの約2倍の寸法ですから非常に目立ちます。しかし、とても大きいため風のきつい時などは倒れる危険性があるので注意しなければなりません。
平安時代ののぼりには軍の紋程度しか描かれていませんでしたが、近年ののぼりはさまざまな使途で使われるため、絵柄も非常に豊かです。商店などの安売りののぼりや大相撲ののぼり、そして、デモ隊ののぼりなどもあり、どれも見る人にインパクトを出す工夫が入っています。

戦乱の時代をテーマにした絵図などを見ると、自分の軍勢と敵の軍を見分ける目的や個人の功績を目立たせるようにのぼり旗を片手に戦っていた様子が見て取れ、信玄の「風鈴火山」、上杉軍の「毘沙門天」、幸村の六門連銭など感銘深いのぼりも多く、のぼりには気概が表れます。
のぼりのデザインを作るにあたって目立ちたいからと思ってごちゃごちゃと沢山の色目を使ってしまうのは間違いです。わけても同系の色目を使用するとのぼりの模様がぼけてわかりにくくなってしまいます。極力シンプルな色彩で見る側の目を引くことがのぼりの図柄作成の基本です。
展示会の時に活用されるアイテムにのぼりがあります。中でも参加人数が一杯の展示場では目印になるので、出来る限りサイズがでかくて派手なものを使うことで、数多くのお客さんの目について良い状況を与えてくれるでしょう。